令和6年度 実務者研修会報告
テーマ① では一般社団法人 日本資金決済業協会 参事役 北村亜由美氏と主任 髙木理紗子氏から発行実態調査についての説明があり、最近では紙型よりサーバー型の発行が増えています。サーバー型やIC型に比べ紙型の残高が多いそうです。また協会に寄せられる相談事例の紹介がありました。相談は発行団体からが多いそうです。最後にプリカ詐欺や返金詐欺の注意喚起がありました。
テーマ②では9月に公表された「地域通貨等の導入検討に関するガイドラインについて」
一般社団法人 キャシュレス推進協議会 事務局長 福田好郎氏より抜粋して説明がありました。「地域通貨を作ることが目的ではなく作って何がしたいのかを明確にする必要があります。」「地域通貨の発行者を自治体とする場合いろいろ調整事項があります」とのことでした。今回のガイドラインは初稿なので、地域商品券の発行団体など参加者から今後、次にむけて情報交換させて頂きたいとのことでした。
フリートークでは、当協議会 シニアアドバイザー 信濃義朗氏からIT補助金申請事例の団体の紹介と事前質問を中心に行われました。
地域の商業団体や商業者が今後も地域通貨事業を通じて地域を活性化させるために、当協議会の会員同士が情報交換できた一日でした。
なお、当日の資料のご請求などは「当協議会会員のみ」の情報公開とさせていただきます
2024年11月21日 19:15